2013年3月30日土曜日

ばねのない美しい入れ歯 (ノンクラスプデンチャー)

クラスプ(金属のばね)のない入れ歯をノンクラスプデンチャーといいます。 当院で多く扱っているミラクルデンチャーもその一つです。 写真は作製して3年目のノンクラスプデンチャーにです。 患者さんが3年前に来院されたときはこの入れ歯の3倍くらいおおきい入れ歯をいれており、非常に入れ歯をいれるのがつらいとおしゃっていました。 この入れ歯は小さいし見た目もきれいと、非常に感謝されてます。 1日中いれてても全然違和感ないそうです。  インプラント、ブリッジがいやだった患者さん、この入れ歯について定期的メンテナンスで当院にみえるたびに、 とても感謝されるのでこちらも恐縮してしまいます。

2013年3月23日土曜日

うすくて、丈夫な入れ歯 (金属床)

クラスプとは入れ歯を支えるために、歯にひっかける金属製のばねのことです。
形はさまざまな種類があります。 このクラスプの選択を誤ると歯に有害な力がかかります。
つまり、クラスプをひっかけた歯が徐々にゆれてきたり、虫歯になったり、最悪は抜けたりしてしまいます。  健康保険で認められているクラスプはたった2種類、それも形、材質ともに劣悪であり、保険のクラスプがかかった歯は高い確率でトラブルをかかえます。

写真の入れ歯は金属をふんだんに使用したものです。 患者さんはこの入れ歯をいれた当日より長年悩まされてきた顎の違和感と音がきえたそうです。 約4年作製してたってますが、まったく調整することなく過ごしています。

しっかりとした設計のもとにつくられた、入れ歯は長持ちするものです。

2013年3月1日金曜日

ばねの見えない特殊な入れ歯 (アッタチメント義歯)

金属のばねがないアッタチメント義歯です。作製して6年経過しています。
アタッチメントと呼ばれる特殊な装置を歯のかぶせものに仕込むことで、ばねをなくします。
患者さんは命の次に大事とおっしゃっています。
ばねのついた保険の入れ歯
アッタチメント義歯

ばねのない最高級 入れ歯 (コーヌスデンチャー)

コーヌスデンチャーと呼ばれるものです。

作製して8年経過してます。 まったく修理などなく過ごしています。
コーヌスとは わかりやすくいうと、 茶筒のような原理で入れ歯と歯をささえます。。
クラスプと呼ばれるばねはありません。

外冠と呼ばれるものです
さすがに8年でだいぶすり減ってきていますが、患者さんはなんでも噛めるとおしゃっています。

ばねはありません

磁石で落ちない入れ歯 その2(マグネットデンチャー) 

作製して6年たっているマグネットデンチャーです。

ほぼ無調整でいままで、きています。 
私が初めて拝見した当初は患者さんはインプラントを希望していました。
しかし、骨が少ないことをお伝えし、インプラントをするなら骨造成が必要ということを伝えると、そこまでしてインプラントするのは怖いとおっしゃりました。
結局、骨がある下の顎にはインプラントをして、上の顎にはマグネットデンチャーをいれました。

多少ぐらつきのあるが虫歯のない歯が1本ありました。  このような歯にクラスプ(ばね)をかけると、歯が抜けてしまうことがよくあります。

神経のない歯にマグネットをつけ、ぐらつく虫歯のない歯にはばねをかけず、なおかつ上あごを覆わない入れ歯を作りました。


無口蓋、マグネット、クラスプなしの入れ歯
患者さん6年以上たっても違和感なくなんでも食べれるそうです。

神経の無い歯に磁石